10/28/2009

アクセサリーのように身にまとう香り

みなさんは、自分の香りって持ってますか?

私はアクセサリーのように、自分の香りを楽しんでいます。

その日の気分に合わせて。。。
はたまたその日合う人や時間・場所に合わせて、香りを楽しみます。
私にとって好きな香りを身にまとうって、好きなアクセサリーを身につけるのと同じ。お気に入りの香りをたくさん持って、使い分ける。
アクセサリーも同じです。

そして、やはり好きな香りを身にまとっていると
とっても心やすらぎます。

好きな香りの人がいたら、ついニオイをかいでしまうことも、しばしば…笑
香水はつける人によっても香りがかわるのも、おもしろい。
この香り、コノ人にすごく合ってる!と感動するのも、おもしろい。

私にとっては「おもしろい」ことだらけなのです。

香水が好きなだけに、やはり大切な人への贈りモノにも「香り」のプレゼントをすることが多いです。
その人に合う香りを選ぶ。もしくは、この香りをつけてほしいという香りを選ぶ。いろいろですが、その選ぶ時間も楽しい。

ここ最近のお気に入りを紹介します。
PARISでGETしたお気に入りはこちら。
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◆Etat Libre D'Orange / エタ・リーヴル・ド・ランジュ
調香師であるEtienne de Swardtが2006年に創設したブランド。幼少の頃を南アフリカで育ち、当時の州の名前がブランド名となっています。とにかく枠にはまらない香り作りを・・・ということで、クラシカルとモダンの間に「自由なテリトリー」として第3分野を作り出したかったようです。彼自身が調香を行うのですが、現在は4人の調香師が香りに参加しています。

彼らと共に香り作りを行う上で大切なのは、「自由な発想」というもの。
今までほかの人たちが作り出さなかった未知の区域、いわばタブーに挑戦というわけなのです。
もともとEtienne de Swardt自体がジバンシーとゲランと共同開発したというあの「Oh My Dog !」の調香を行った人。
とことん嗅覚を解き放つことで生まれてきたのは、エロティシズム。一言で言うならば、「パルファムスキャンダル」。
このブランドは女性の調香師も含めて、作りたい香りを自由な発想で作り出しています。

私が選んだ香りはこの二つ。
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ひとつは、黒いバラのマーク
Charogne / シャローン
ユニセックスな甘い香り。
一種独特な雰囲気を持った香りでアニマルノートが潜むメインはジャスミン。ジャスミンを軸にリリーアコードとクローヴのようなスパイス(リリーかも)の香りが重なっています。そのうえに、レザーも混在。ピリリとしたスパイシーさはそれほど強くはないけれど、これがないと締まらない。一見レディースの香りですが、ミドル以降はユニセックスっぽくなっていきます。インセンスレザー系ジャスミンになるんですよ。最後の最後はジャスミンもなくなってかすかなアニマルノートとバニラが残ります。

そして、もうひとつは銃のマーク
Je Suis Un Homme / ジュ・スイ・アン・ノム
男性的なユニセックスな香りで、私が大好きな香りです。
タイトルの意味は「I am a MEN」
ナポレオンが戦闘の際に身につけていたという香りの新解釈。
コルシカ島で戦闘の準備をする際のシトラスノート、
白樺の木とレザー、コニャックはロシア遠征の際の鞍、ブーツ、ベルトの香り。
猛々しいばかりに男性的な側面が、香りとして体にリチャージされる。
調香はCKのContradiction for womenやPaul Smith Londonなどを手がけているAntoine Lieによるもの。
オーデコロンとかナポレオン云々という香りは全てシトラスコロンですが、これはそんなものはどこへやら、トップからレザーが香ります。くるくるっと香りが変わる印象で、トップにフワーッと香ったシトラスノートは煙のように薄れてシナモンとクローヴにシトラスノートの残り香が重なります。その後はレザーと乾いたウッディが出て来るのですが、微かなアニマルノートが顔を出します。基本、レザーにウッディな少し柔らかさを持った香りと言ってもいいのかもしれないです。トップのシトラスの中で1番強いのはレモンで、レモンの残り香は比較的良く持続しています。(レモンの中のビターな部分ですが・・・)男性的な側面を表現したい女性にもぴったりと書いてあったのですがラストノートはバーチウッドが強く出てきますので結構しっかり男性っぽいです。

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残念ながら、こちらは日本では購入できません。。。

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選ぶ時間も少なかったので、かなり焦って選んだのですが
どちらも、とってもお気に入りの香り。

ここ最近、毎日のようにこの香水でルンルンしています♪

季節の変わり目に、スタイルチェンジするのと同じように
香水も季節に合わせてチェンジしていくのも楽しいものですよ。